つぶれた回

 ひとりでなんとなくシャボン玉をふかしました。視界の彼方に飛んでいくのかと思いきや、意外にすぐ破裂してしまいます。よく見るとシャボン玉は色がどんどん変化していきます。できたばっかの頃は青系、そこからオレンジっぽくなって、最後は色がなくなっていきます。そしてその頃がシャボン玉の寿命。どんどん蒸発して膜が薄くなっていくのでしょう。太陽の下で飛ばした方が綺麗だけど、その分太陽光で激しく蒸発し、すぐに死んでしまいます。なんとも趣のあるお話でした。