その柱時計は柩に似ていた

 やっぱり15日の日記みたいに、自分で書いて自分でつっこみたいわけです。と、ここで考えた。会話形式にしてみたらどうだろう。

「今日のバイトの新人さん、あれかわいかったよな」
「うん、かわいかった。僕らの好みだね」
「18歳だっけ?思ったんだけどさ、あの娘はかわいかったけど、萌えではないよな」
「そうだね。なんとなくだけど・・」
「でもTさんとかUさんとかはかわいくて萌えだよな?」
「確かにそんな感じだね」
「この違いはなにさ」
「うーん。きっと距離感じゃないかな?親しみやすいかわいさとかってあるじゃん。萌えはきっと距離が遠いんだと思う。発祥は多分2Dでしょ?もうそんなの次元が違っちゃってるからね」
「それだな。あの娘は普通のルーズソックス履いてたよな。高校生でも白衣のときは控えめな靴下なのに。あの白衣に普通ルーズは非常に萌えだったな」
「若さを感じたからね」
「なるほど。それじゃあ帰りの電車の眼鏡の娘も萌えだった件についてはどう説明する?」
「そ、それは・・、僕ら目がいいから・・。」
「ええー。視力差かよ」
「適当に言って見たけど、意外にあってるっぽい気がしてきた。眼鏡をかけている人は眼鏡に萌えないんじゃないかな」
「そう言われて見ればそうかも・・。じゃあkawashi君はこないだ眼鏡を買ったらしいから、もう眼鏡っ娘に萌えることはできないんだな」
「そう、かわいそうなことだよ」
「まぁ要は萌えっていうのは、フェチ的要素を含んでるか否かだな」
「全然違うじゃん。むしろ最初にそれ言ってよ・・・」