ビリヤード界の未来を憂う

 横浜には二つのビリヤード場があった。でも一、二年前に一つつぶれ、もう一つも来月にはなくなってしまう。やはり儲からないらしい。

 流行らない原因は、あまりにみんなができないことにもあると思う。初めての人に教えてる人がとんでもなく間違っているなんていう光景はよく見られる。

 お手本が身近にないのが問題だ。テレビではほとんどやっていないし、知り合いでうまい人なんて滅多にいない。俺やってるよ風のやつが下手くそなんてこともざらにある。ノークッションファールを知ってる人がどれだけいるだろうか?

 やっぱり難しすぎるのかもしれない。球を入れるのだけでも難しいのに、それは条件にすぎない。次の球を入れやすいところに手玉を運ぶこと、これこそに本当の楽しさがあると思う。創造力を爆発させて思い通りにいったときはたまらない。一人でにやけちゃうぐらいだ。

 つまりはセガのゲームと一緒かな・・・。消えていくのかな・・・。